不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q よく聞くことのあるレム睡眠とノンレム睡眠ってどのような違いがあるのですか?
A 不眠症でお悩みの方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、レム睡眠とノンレム睡眠はどちらも睡眠に入っている状態のことを指しています。
レム睡眠という状態は急速眼球運動(REM)という目がピクピクするような素早い動きが起こる状態のことを指します。その際、脳は活発に働いており記憶を整理したり定着させていると言われています。それに対しノンレム睡眠とはそのREMが起こらず深い眠りであり、大脳を休息させることで脳や身体の回復のために重要であると言われております。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 寝ても疲れが取れず、睡眠の質を向上させたいのですが、何をしたらいいのでしょうか?
A 寝ても疲れが取れない方は、自律神経の乱れが原因である可能性が高いです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、起きている時間や運動時に優位になる神経を交感神経、安静時や就寝時に優位になる神経を副交感神経と言います。
寝ても疲れが取れない方の自律神経の乱れは、就寝時に交感神経から副交感神経に切り替わるタイミングが安定せず、交感神経が優位のまま就寝してしまうことで脳が起きている時と同じ働きを続けてしまい、脳や筋肉などに休息を与えられない為、疲れが残ってしまうと考えられます。
しっかりと寝て疲れを取る為には睡眠の質を向上させることが必要ですが、その為に当院では極上ドライヘッドという施術を行っております。頸から上の筋膜を緩めて血流を改善し、神経の調節をする施術の為、続けることで自律神経を整えることが可能になります。ぜひ一度、受けてみてください!
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 最近寝付きが悪いです。何か改善方法ありますか?また、日常生活で気をつけることはありますか?
A 不眠症関連で、20代から60代以上の幅広い年齢の方からよくある質問です。
布団に入って30分から1時間以上眠りに付けないと睡眠障害の「入眠困難」に当てはまります。入眠困難の軽減方法として日常生活の中でオススメしていることは、睡眠の2時間前に湯船に浸かり身体を温める事です。
入浴の方法は、40℃ぐらい(体温プラス3℃)のお湯に20分以上浸かる事です。設定温度が熱すぎると交感神経が優位になり目が冴えてしまうので、設定温度にもお気をつけください。そうすることで身体の芯から温まることが可能になります。
人間は眠りに入ろうとする時、自分で体温を下げています。2時間前に身体を温める事により、血管を開き深部体温を放出し、寝る直前に体温が下がり寝付きやすくなります。
寝付きが悪い方は、シャワーだけでなく湯船に浸かってみてください!
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 夜寝るのは良いけれど眠りが浅いせいなのか深夜帯の決まった時間に毎回目が覚めてしまうのはどうしてなのでしょうか?
A 不眠症でお悩みの方の中で、せっかく寝付けたのに毎回夜の2時から4時あたりで起きてしまう、というお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃると感じます。
その原因は不眠症の一つの症状である「中途覚醒」と呼ばれる症状の可能性があります。中途覚醒は日常生活での精神的ストレスや寝室の睡眠環境、自律神経の乱れなどといった日々の習慣が影響していると言われています。
また個人差はありますが年齢を重ねると共に体内時計のリズムが変化すると言われており、その影響から眠りの深いノンレム睡眠よりも眠りの浅いレム睡眠の割合が増えてきてしまうことも原因として考えられます。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q なかなか寝付けなかったり、布団に入ってすぐ寝てしまう事があるのですが正しい入眠までの時間はありますか?
A 入眠までに15分〜40分程で入眠出来ることが正常の時間とされており、それ以上でも以下でも睡眠障害となる場合が多いです。
睡眠障害の基準として、入眠まで10分以内、または入眠まで1時間以上かかる方が当てはまるとされています。この基準に当てはまる方は正常の入眠時間に戻す必要があるので、お心当たりのある方は是非当院にご来院ください!