悩みタイトル

立ち上がりや歩き始めなどの動き出しの股関節痛
夜間痛
足の力だけでの階段が上れない
長時間の同一姿勢が困難
股関節が痛くて正座ができない
車の乗り降りの時に股関節の痛む

などのお悩みがある方は「変形性股関節症」という症例の可能性があります。
この症状が悪化すると常に痛みを感じ、日常生活に支障をきたし手術をして人工関節になる可能性があります。
お早めに施術を開始し軽減する事がおすすめします。

変形性股関節症に対する当院の考え

当院では、変形性股関節症でお悩みの患者様が多く来院されていますが、当院のような整骨院では診断は確定できないため、確実に調べるのであれば、整形外科で画像診断を受けることをおすすめしています。

ただし、整骨院でも変形性股関節症の可能性を考慮し、パトリックテストなどの徒手検査法を用いて検査を行い、適切な施術メニューをご用意しています。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症は、放っておくと進行してしまうため注意が必要です。進行すると関節内に骨のトゲができる骨棘と呼ばれる状態が発生し、動きの際に神経に触れて激痛を引き起こすことがあります。

変形性股関節症が疑われる初期症状としては、足の付け根(股関節)の痛みと動かしづらさが多く見られます。特に立ち上がる瞬間や歩き始めなどに症状が現れやすいとされています。

これらの症状を放置してしまうと、痛みは強まり、持続的な痛みや夜間痛に悩まれる方もいます。そのため、骨棘が発生する前に関節に負担をかけないようにすることが大切です。

変形性股関節症の軽減方法

変形性股関節症は、関節内の軟骨が負担を受けてすり減ることや骨の形の変形によって引き起こされますが、軟骨を再生させることや変形した骨を元に戻すことはできません。

このため、対処方法としては人工関節の置換手術や骨切り術などの手術を選択するか、負担を軽減するために生活を見直したり、股関節周りの筋力強化や柔軟性向上のストレッチ、痛み止めの投薬などの保存療法を選択することがあります。

当院では、特に筋力強化や柔軟性向上に焦点を当てた施術を行っています。手術を避けたいという方にも、術後のケアにおすすめです。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

当院では、変形股関節症の症状軽減に効果的な施術メニューとして「①鍼、②ストレッチ、③楽トレ(電気)」を行っております。

鍼は筋肉を柔らかくし、血流を良くすることで痛みを軽減する効果が期待できます。股関節周りの筋肉が硬くなり血流が悪くなることによる痛みを早く和らげることができます。
また、下行性疼痛調整系という身体の痛みを抑える機能もあり、痛みの緩和に効果が期待できます。

ストレッチは、股関節周りの柔軟性の低下によって筋肉や関節が硬くなり痛みが出る状態を軽減します。柔軟性を出し、可動域を広げることで筋肉が関節を無駄に引っ張ることがなくなり、負担を減らす効果が期待できます。

楽トレは電気を使って筋肉を鍛えることができるメニューです。
20歳を超えると、筋力は筋力トレーニングをしていない限り衰えます。筋力が低下すると体の支えが不足し、関節に過度の負荷がかかります。そのため、筋力を鍛えることが必要不可欠です。

その施術を受けるとどう楽になるのか

鍼やストレッチを受けることで血流が良くなり、筋肉が柔らかくなり、関節の可動域が増します。これにより、痛みが和らぐだけでなく、身体の治癒力も高まる効果が期待できます。

また、楽トレを行うことで筋力がつき、自分の筋肉で身体を支えられるようになります。その結果、関節にかかる負担が軽減され、日常生活の動作を痛みなく行うことが可能になります。

これらの施術やトレーニングは、健康な体を維持するために非常に効果が期待できるものです。
日常生活に取り入れることで、身体の不調を軽減し、より快適な生活を送ることができるでしょう。

軽減するために必要な施術頻度は?

施術の頻度については、痛みがある間は毎日行うことがおすすめです。少なくとも週に2回の施術を受けることが良いでしょう。

特にストレッチは毎日行うことで、可動域が広がり柔軟性が増し、日常生活が楽になることが期待できます。施術を受けない日はセルフストレッチを行ってください。

また、楽トレ(楽しいトレーニングの略)を週に2回から3回行うことで筋力がついてきます。

痛みが軽減され、可動域が増し、セルフケアの習慣が身についてきたら、来院回数を減らしていくことも可能です。

効果が期待できるので、焦らず無理なく施術やトレーニングを続けてください。