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こんなお悩みはありませんか?

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肉離れは下半身に多く発生します、例えば前のもも(大腿四頭筋)、後ろのもも「ハムストリングス」、そして、一番多いのがふくらはぎです、これらは運動中に発生します。

肉離れで多い悩み

足がつりやすい
→肉離れを一度起こしたら筋肉が硬くなり、つりやすくなります
走りづらい
→肉離れにて、走ると筋繊維が傷つけられ、痛みが生じます
とにかく硬い感じがする
→肉離れを起こすとそのまま怪我をした部分が固まりになり、可動域に制限が出ます
運動するのが怖くなる
→また肉離れを起こすのではないかという恐怖心、選手生命にも影響が出ます
腫れや痛みが生じる
→筋肉が部分断裂、それか完全に切れて腫れや血腫が生じます。外観上の悪影響が生じます。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れは主にスポーツによって引き起こされる外傷です。急なダッシュや踏ん張り、筋力トレーニングのスクワット、さらには運動会でお父さんが急に走った際などにも発生することがあります。肉離れはふくらはぎや太もも(大腿四頭筋)に多く見られ、どちらも日常生活に欠かせない重要な筋肉です。

肉離れになった際、応急処置を行うかどうかで、今後の後遺症に大きな影響を与えることがあります。肉離れが発生した場合、まずは速やかに冷却を行うことが大切です。この際、アイシング(氷や氷のうを使った冷却法)を行ってください。さらに、足を自分の胸より高い位置に上げて寝かせることが有効です。高い位置で足を固定することにより、血腫の発生を防ぐことができます。

移動時には、体重をできるだけかけないようにすることが重要です。この時、松葉杖を使用することも有効です。応急処置の知識をしっかりと身につけておきましょう!

症状の現れ方は?

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肉離れの症状として、主に断裂部位の痛みが挙げられます。重症度によって症状は異なりますが、重症になるほど断裂部位に陥凹や皮下出血、硬結などの症状が見られることがあります。痛みは非常に強く、歩行が難しくなる場合も少なくありません。

陥凹や硬結といった症状は肉離れ発症直後から現れることがありますが、皮下出血に関しては、1日から数日をかけて徐々に現れることが一般的です。

また、腫れが強くなることで血行が障害される場合があり、放置するとコンパートメント症候群を引き起こす可能性があります。この症状が進行すると、筋肉の壊死を招く恐れがあるため、早急な対処が必要です。

その他の原因は?

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肉離れは、筋肉が過度に伸びたり、急激に収縮したりすることで起こります。しかし、それ以外にもいくつかの原因が考えられます。

1. 筋力不足
筋肉が弱いと、急な動きに耐えられず、肉離れが起こりやすくなります。

2. 柔軟性の欠如
ストレッチ不足や筋肉の硬さが影響し、筋肉が負担を受けやすくなります。

3. 不適切なウォーミングアップ
運動前の準備運動が不十分だと、筋肉が急に負担を受けることがあります。

4. 疲労
筋肉が疲労するとパフォーマンスが低下し、怪我のリスクが高まります。

5. 過度のトレーニング
急激に運動量を増やすと筋肉が追いつかず、損傷が起こる可能性があります。

6. 不適切な靴や用具
サポートが不十分な靴を履いていると、脚に余計な負担がかかることがあります。

これらの要因に注意し、適切なトレーニングとケアを行うことが大切です。

肉離れを放置するとどうなる?

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肉離れが疑われるような怪我をしてしまった場合は、早急な応急処置や対処が必要です。なぜなら、肉離れを放置し初期対応が遅れてしまうことで、症状が悪化したり、損傷した筋肉の線維に硬さが残ってしまう可能性が高くなるからです。

症状が悪化し、完治しないまま損傷部をかばって生活することで、体の歪みが発生する恐れもあります。また、筋線維に硬さが残ってしまうと、筋肉にしこりのような塊ができたり、動かした際に筋肉が引っ張られる感覚が強まり、痛みを感じやすくなります。そのような状態のまま運動や競技に復帰してしまうと、肉離れを再受傷するリスクが高くなります。

当院の施術方法について

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肉離れは筋肉が傷ついている状態なので、まずは安静にすることが重要です。痛めている場所を把握し、患部には強い刺激を与えず、周りの筋肉を緩めます。これにより血流が良くなり、回復が早くなることが期待できます。また、肉離れをかばって体の他の部位を痛めることを防ぐこともできます。

痛みがあるうちは、テーピング固定を行い、安静を促します。足を肉離れしている場合は足を着かない、その他の部位の場合は動かさないで安静にすることによって治るのが早くなります。

安静にし、炎症が治まってきたら、電気や鍼、筋膜ストレッチ施術を行うことで、痛みを軽減しながら筋肉の硬さが残らないようにすることができます。筋肉の硬さが残ってしまうと、再度怪我をするリスクが高くなるため、元の状態に戻るまで施術を受けることをおすすめします。

改善していく上でのポイント

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肉離れを軽減していくためのポイントは、主に急性期(肉離れ直後〜3日)、亜急性期(3日〜1週頃)、回復期(1週以降〜)で異なります。

急性期(肉離れ直後〜3日)
肉離れ直後の応急処置として「RICE(ライス)処置」があります。これは「Rest(安静)」「Icing(冷却)」「Compression(圧迫)」「Elevation(挙上)」の4つの頭文字を取って名付けられています。早めに応急処置を行うことで、腫れや痛みを軽減できる効果が期待できます。

亜急性期(3日〜1週頃)
筋肉の炎症症状が落ち着いてくるまで、電気を当てる施術などを行います。

回復期(1週以降〜)
痛みが落ち着いてきたら、徐々にストレッチや筋力トレーニングを開始します。肉離れを起こした筋肉だけでなく、周囲の関節の柔軟性や体幹の安定性を高めることも重要です。

以上のように早期対応が早期の回復に繋がりますので、肉離れになってしまった際は軽度でも放置せずケアしていきましょう!